#041 音楽著作権に関係する主な登場人物(その37)「著作権使用者」(22)少しおさらい

何度か見ていただいている参考イメージ図「音楽著作権使用料の一般的な流れ」の「著作権使用者」の「その他」にはどんな人がいるかを見ていますが、「著作権使用者」と呼ばれる人たちが多岐にわたっているため、回数が多くなっています。

まだもう少し説明の対象としたい「著作権使用者」の「その他」の人たちがいますが、今回は一旦、今までの「著作権使用者」編での説明をおさらいします。

<「音楽著作物創造のサイクル」>
「著作権使用者」の(1)から(3)まで、「音楽著作物創造のサイクル」を通じて、「音楽を創作する人」への還元がいかに行われているかについて見ました。

「音楽を楽しむ人」による「著作権使用料」の支払いは一般的でなく、「音楽を楽しむ人」に商品やサービスを提供する「音楽を利用する人」が「著作権使用料」を支払うことが一般的であることを説明しています。

(1) 「実演家」&「レコード製作者」
「実演家」や「レコード製作者」といった「著作隣接権者」も「著作権使用者」の側面があること(「実演家」自身が「著作権使用料」を支払うべき場面は限られますが)。

(2) 「音楽を利用する人」&「音楽を楽しむ人」
「音楽を楽しむ人」から「音楽を利用する人」へ、直接間接を問わず、対価が支払われていること。

(3) 「音楽を利用する人」&「音楽を創作する人」
「音楽を利用する人」への対価のうちの一部が「著作権使用料」として「音楽を創作する人」に還元されていること(この「著作権使用料」を支払う主体(「著作権」の利用主体)が「著作権使用者」)。

<「著作権利用主体」としての具体的な「著作権使用者」>
「音楽を楽しむ人」に商品やサービスを提供する「音楽を利用する人」(「著作権利用主体」としての「著作権使用者」)にどんな人たちがいるかを見ています。

(4) 「レコード会社」・「レコード製作者」・「放送局」
(5), (7) 「インターネット事業者」
(6) 「ライブ会場」
(8) 「貸レコード店(CDレンタル店)」
(9) 「カラオケ店」
(10) 「BGMを流す人たち」
(11) 「歌謡教室」
(12) – (17) 「ミュージックビデオを製作する人たち」
ミュージックビデオは、インディーズの音楽クリエイターやアーティストの皆さんにも重要な創作物の伝達手段ですが、「映画の著作物」という大事な概念の理解が必要ですので、少し詳しく説明しました。

(18) – (21)「音楽を広告に使う人たち」
原則として、広告の制作時と展開時に「著作権」の使用が認められること、広告の制作・展開方法によっては広告が「楽曲」のプロモーションになることもあり「著作権使用料」の額などに例外が認められることを見ました。

<「著作権使用者」編の今後の予定について>
インディーズの音楽クリエイターやアーティストの皆さんなど「作詞家・作曲家」の方々が、「著作権者」として、どのような人たちから「著作権使用料」を受け取っているかについて見てみるという目的で、もう少し「著作権使用者」についての説明をしていきます。

<次回の予告>
ということで、次回も、引き続き、「著作権使用者」について見ていく予定です。

(次回もよろしくお願いします!)

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